中村、無事帰国いたしました。

201608 troff
メカニック遠征より戻りました。時差ぼけぼけですみません。

2016女子ロードフランス遠征日本選手団
派遣期間:2016年8月18日(木)~29日(月)
派遣場所:フランス
大会予定:Trophee d’or Feminin (UCI2.2 8/21-24)
     GP de Plouay-Bretagne(UCIWorldtour 8/27)
監 督    柿木 孝之(JCF強化コーチ)
メカニック 中村  仁(JCF強化支援スタッフ)
選 手
 梶原 悠未(埼 玉・筑波大学)
 坂口 聖香(兵 庫・パナソニックレディース)
 吉川 美穂(和歌山・Live GARDEN BICI STELLE)
 合田祐美子(岡 山・BH ASTIFO)
 牧瀬  翼(和歌山・ASAHI MUUR ZERO)
 上野みなみ(青 森・CIEL BLEU KANOYA)

201608haneda
出発日は、お休みのところ羽田空港で塚田さん&直子さんにも手伝ってもらい、メカ道具やスペアパーツなど
各所からの荷物を重量調整。23キロ未満に分散!結構大変なんですが選手の皆さんと協力して無事出国。

早朝CDG空港よりチームカー&トラックで移動開始。
今回のステージレースは、初日TT&ロードレースといきなり2ステージ。
そのため最初のバイクセッティングとタイムトライアル機材準備でシビレマシタ笑
2016 08 TT

リザルトなどは、JCF公式レポートで。コチラ

ステージレースまずは、タイムトライアルからレース開始 
ディスクホイールやワンピースウエア、エアロハンドル、エアロヘルメットを使用して少しでもタイムを稼ぎます。
201608 eddy

ベルギーからは、エディメルクスに乗るチームやLottoチームが参加
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スペイン ヴィスカイアチーム  
201608vaiano
イタリア ヴァイアーノ フォンドリエストチーム
ちなみにTF ZEROにエースが乗り、TTでは、TFZ ロードでは、TF2,TF4でした。

201608plouay
8月27日土曜日 ビックレースのPlouay プルエ。
翌28日には、男子の準クラシックレースもあり各地から多くのファンが集まっておりました。
巨大なキャンピングカーがドミノ様に並んでおりました。

201608 pl
1Dayレースならではの緊張感。
ホテルで朝の作業中。会場からは、少し離れたところなのに観戦のために来ている宿泊者もいてびっくり。
マシンのことを聞かれたり、チームのポストカード無いか?と聞かれたり
アジアにはない、ユーロ圏の流儀を感じます。

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マシンを並べて準備完了
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プルエの会場では、ビンテージライダーさん達を発見。
ドレスコードもキマッテマス。
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サーベロチーム カラーリングがいいですね。
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フランス ナショナルチーム 当然LOOKが。
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SRAMの無線式コンポがズラッとスペアバイクまで。
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お洒落なMINIのサポートカー 
そして驚いたのが本場ビルダーがつくるルーフキャリア。
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ステンレス製の武骨ながらぴったり収まってる感じがすごいです。

レースの内容は、メカの自分から言えることは、手ごたえあった!とだけ。
アクシデント時のマシンチェンジ、ホイールチェンジなどは、わりとスムーズに行き
他チームのメカとの●○もあり、落車発生の同時多発トラブルもサバケました。
ただあるときは、車降りてダッシュしようとしたら、シューズが車に踏まれたり・・・
あるときは、ラジオツールから「シュート(落車)!」そのあと3チーム以上が読み上げられ
これは、行かねば!と遅れたタイミングで飛び出すと・・・開けたドアで後からダッシュするメカをパンチ。
土煙をあげて、激しく転がって行くホイールとスペインのメカさん・・・すみません。
ひとまず一緒に前方まで一緒行ってから誤ると「レースだからしょうがないよ!」と
レース後にもう一度コーチと謝りに行くと傷口まであるのに
楽しいシーンを見れたよハハハと真に受けてはいけない、優しいコメントをいただきました。
今回の一番の失敗だったと思います。m(__)m

レース以外では、バカンスシーズンを過ごす道具として見ることもできた自転車。
ロードレーサー以外にわりと多かったのがディスクブレーキのエンデュランスバイク。
「どこでもタフに走れる走破性と実用性」
それとシッカリしたクロスバイク。日本で買うと20万くらいするレベルのKOGAなど。
「一つの物を大切に長く使う」
そんなバイク達がこんなにあるとは!文化が違いますね~。

Hi-Bike 中村仁