店長ブログ

ウィリエール トリエスティーナ 2012 入荷しました

さっそく仕上げて明日納車ですね、お待たせいたしました。

2012年モデル Wilier La Triestina
コンポーネント・・・フルシマノ105仕様 163,800円
コンポーネント・・・フルシマノニューティアグラ仕様 149,100円

アルミフレームにカーボンバックの組み合わせたレーシングバイクです。
休日ライドからレースまで幅広くお使い頂けます。
コストを抑えるため、部分的に他メーカーパーツを使用したりせず、全てシマノ製のパーツを使用している点も見逃せません。

ご注文後、2週間以内で仕上げて納車となります。
連休中ですと、入荷までお時間それほどかかりません。

カーボンフレームの選び方。

ロードレーサー 

現在、ちょいサイクリング、週末レーサーの方からツールドフランスまで
フルカーボンのフレーム・フォークが珍しくない時代になりましたが、

カーボンという素材は、質量だけでなく しなりの方向、弾性の違いがあり

モノによりさまざまな特徴がある自転車になります。

その、選び方 特性 何が答えなのか? 

個人的にも明確な答えがほしい所で、トップクラスの選手の声から
店頭での等身大のサイクリストの声、体重のある人、軽量な人、
ロードの人、トラックの人、スプリンターな人、長距離アタッカー、
ヒルクライマー、 様々な求めるものが違う方の意見を参考にしてみました。

ここ最近の展示会でも生の声が聞けて確信しました(笑)

まず私なりの個人的な答え。

1、全方位に完全な絶対良いフレームは、ない。

2、ポジションと同じく基本の部分、フレームだと性能は、もちろん大事。
そして答えは、一つではなく ライダーの好みによるものでした。

カーボンフレームの表現として、 硬い? 柔らかい?が良く使われます。
硬さから、大まかに2つにタイプを分けます。

❍硬いフレームは、まちがいなくファーストインプレッションが良い。
特に短時間(30分以内)だと気持ちよく進む。どんな方からも良く聞きます。 スプリンターからロード選手まで この硬い進む感じを最良とする方もいます。 

❍柔らかいフレームは、ファーストインプレッションでは、もたつき感をライダーに与えます。特に同じライダーが硬いフレームに慣れている場合、ペダリングが違うため、過剰に感じるようです。

柔らか系は、ロード選手だけでなくケイリン選手でもその特性を武器に利用している方がいるようで、言葉は違えど 最後まで脚力温存したり、上半身の疲労をやわらげたり、アタリ勝負や混戦時に重心がブレナイ、安定感があるなどです。

硬いモノを求める方は、カカリといわれる、
力を加えた時に、フレーム、その他機材にダイレクトな入力感があるものを
好み、 一般的に 加速感 が良いタイプだということです。
アタックの瞬間、最後のスプリントでのカカリ重視などです。

では、どれを選ぶか? 

ちょっといい加減な答えですが、

好みですね。 どちらの特性の方が好きかです。

選手の方々は、だいたいどちらも乗ってみて、そのメリット、デメリットを体で感じて判断してます。またどのタイプに乗るにしても慣れるまで乗って、
そのフレームに合ったペダリングができるようにするようです。 

でも私たちサイクリング仲間では、そこまで乗れないし、わからない(笑)
そこで判断材料になりそうな各タイプのデメリット部分紹介です。

○硬いフレームの場合 
跳ねる、安定性能がやや減少、腰、背中など具体的に疲労感が出やすい。
ペダリングが荒くても進む。ハンドル挙動、操作性レベルがやや難しい。
※ちなみに対応策として、ステムやハンドルサイズでシナリをつくってる選手が増えてます。いろいろありますがタイヤ、サドル、ホイール、などなどセッティング・ノウハウへ活かしてます。

○柔らかいフレームの場合 
安定しすぎる、加速感が減少、ペダリングが粗いと進まない、
※対応策として、硬いフィーリングのホイール、タイヤセッティングで
フレーム以外のところを強化するのが正攻法ですが、バランスが大事なようです。 このタイプを選んでいる選手は、パーツにも剛性よりバランス重視の傾向があると思いました。

以上から、

柔らかい系は、
安定感があり万人向けに最適なエントリーカーボンで初級~中級者
そして高度なペダリングで進むのを好む上級者 などの方におススメ。  

硬い系は、
最上級にふさわしいプロ仕様そのままの豪脚向け機材で
現在のっているものよりカカリ重視の加速感が味わいたい方、
ハンドリング含めて、レーシング機材を使いたい方におススメです。

2012 FELT F6 フルカーボンで!

FELT F6 フルカーボンロードレーサー 
ご予約開始致します。

2012シーズン ❍キル❍マノチームでFELTの機材が正式採用と!

カーボンの技術と信頼性の高さで、ロードレーサーのホンモノとして人気が高いのに価格が良心的なところが好きです。

そんなFELTのカーボン車入門用にF5という20万円というキーワードの車体から、コストパフォーマスで上を行くF6がでました。

詳細は、お店でご案内いたします。 

横浜トライアスロンでMilaniのアンドレア優勝!+NEW

9月19日に行われた、ITU世界選手権シリーズ横浜大会

エリート女子には、庭田清美選手を含む3名が健闘!
そして優勝は、MILANI N109を駆る アンドレアヒューイット選手。

チェレステさんも喜んでいるだろうな。
http://www.triathlon.org/news/article/hewitt_unstoppable_and_scores_back-to-back_wins_in_yokohama/

追記:もちろん最高の選手とバイクだよ!
先週北京でも優勝してるんだ!グラァ~~~チェ!
とチェレステさん。 すみません、それは後から知りました(笑)

カーボンのニューモデル 「N111」 そしてオーバーサイズクロモリの 「グランコルサ」をショーで発表したとのこと。

詳細わかりしだいご案内いたします。そういえば、チェレステ・ミラーニさんは、日本の自転車業界人でも働き者のイタリア人として有名らしいです。 見習わなくては・・・ 

http://www.cyclinside.com/Technews/Biciclette/Corsa/Milani+-gusto-antico-e-materiali-moderni-per-N111-e-Grancorsa-+-Eurobike-2011.html

かっこいいですね~ こんなクロモリも素敵です。

何でも試してみるのが、力になる。

補給食、レース用タイヤ、ホイール、機能ウエア、

どれも、パフォーマンスアップのために使用するものですが

ついつい、イベント時に「今日、始めて使うんです!」ということがありますが

補給食などでは、予想より早くお腹が空いてしまったり、逆に過剰摂取で終わったり・・・
タイミング、量、味など 「練習」しておくと本来の良い部分を利用しやすくなります。

そのほか、自転車、機材についても同じくですが、

今回教えて頂いた技として、良い要素を「マイナス」して確認するという方法です。

説明がわかりにくくすみません、たとえば朝食。

練習前に、全くとらずに走る。 すると朝食がどれだけ重要か、パフォーマンスの差があきらかに実感できて
次回には、摂取する。 またタイミングも、いわゆる2時間前、直前、とわざとベストといわれる状態から外して
その重要さを実感するということです。

補給食やドリンクも同じで、CCDだと腹もちが良く脚が攣りにくくなった!と最近多くの方に知っていただけてますが、
あんまり変わらない・・・という方は、使用時と未使用時のフィーリングを試していただけるとわかると思います。
もちろん合う、合わないの個人差もありますし、そして補給食のジェルもそうですね160キロカロリー近くの物を
どれくらい、何時取ると効くか、または不要か、個人差もあるので、ライド時などにテストしておくと

今日は、全力で走りたい!とか始めて100キロのるぞ!といった頑張りたい時に 本来の力が発揮できます。

ある名選手は、過去にハンガーノックでどれだけ我慢できるか、無給水でどれだけ走れるか、そんなこともしていたそうです。

そんなことしても・・・と思いましたが、ただ我慢がどうこうではなく、重要性とそのときの対処方を考えるということにつながっていたんですね。 

安全が最優先ですが、可能な範囲でタイヤ空気圧も、上限付近と下限付近を試してみると、
その差を体感でき、また武器になると思います。

Hi-Bikeスタッフでも最近感覚変わったな~と思うところが、

1、アウトウエットやカンパなどのサイクル用アンダーシャツを使用してますが、
洗濯の都合で使用できず、以前使用していた洋服メーカーのメッシュシャツ着たらベタベタで乾かず不快だったこと。

2、ブレーキゴムが入門用グレードになったとたん、下りでの握力の疲れが倍増したこと。

3、CCDドリンクや走行後にBCAAを摂取しないと、翌日までダルさが残り、回復スピードがあきらかに違うと実感。

4、カーボンホイール・良いタイヤ、にすると・・・同じ力でこんなに進むんだと。

5、重いヘルメットって、首に来るんだなぁと・・・重量にも価値があると実感。

さて、なにを試してみますか?